早稲田大学取材メモ
【渡辺監督】
・箱根駅伝で優勝するためには何が必要かを考え、原点に返った。うちの伝統はもともと「距離が長くなるほど」強くなるというところ。そこで、質と量のバランスという意味では、量にバランスを置き、距離を踏む集中練習を多く取り入れた。「東洋や駒沢よりも練習をして箱根で勝とう」を合言葉にきつい練習を乗り越え、足並みが揃ってきた。
・今年は『エースという』存在をあえて置かなかった。私が現役時代にも経験したが、エース一人のチームは勝てない。しかもその絶対的エースが抜けたあと、ガクッとチーム力が落ちてしまう。
・全日本では確かに大会新のタイムで優勝したが、コンディションと流れがよかったことを考えると手放しでは喜べない部分もあった。不本意な走りだった選手もいたわけだし。ただみんなでカバーして戦えた。総合力の勝利。2区の大迫と4区の佐々木は競り合いに強いところを見せてくれて収穫。
・現在、状態自体はみんな上がっていて、いい意味で区間配置に困っている。特に、8番目~12番目くらいまでがすごくいい状態。
・区間位置がすごく重要。組み方を間違えると全然結果が変わってしまう。
・東洋さんが一番嫌がるオーダーを考えたい。正直、東洋のオーダーはある程度読める。柏原くんで逆転してそのまま、という考え方だろう。うちはある程度バリエーションがある。
・監督7年目にして、なぜこれまで東洋や駒沢に負けてきたか見つかりつつある。それは本当に優勝できたお話できると思う。時に優勝への重圧がないと言えばうそになる。注目されることはいいことだが、18年間箱根で勝っていない中、OBや関係者から期待されているプレッシャーは感じる。
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