2014年12月26日 (金)

早稲田大学 渡辺監督

うちの選手達は温室育ちで、悪条件の中での戦い、競り合いに弱い。競ったときに絶対負けない、主導権をとれるような選手になってもらいたいという思いで指導してきた。負けてもいいから前に行く、自分から仕掛けることを練習から言い続けてきた。ライバルチームと集団で競ったとき勝つんだという思いで走ってほしい。

全日本の7位は悔しいけどいい薬になったと思う。

今年は上尾ハーフ以降の練習の流れを変えた。6年前駒野(亮太、現コーチ)が区間賞で往路優勝をした時の内容とほぼ同じスケジュールにした。1121日から2週間ほど集中練習をし、数日練習を落として、その後10日ほど走りこんだ。例年は上尾ハーフの後通しで12月まで集中練習を行ってきたが、今年は上尾ハーフ(1116日)の時期がやや早かったのと、昨年までのスケジュールだとどうしても主力に故障が出てしまうので。今年はけが人がほどんど出ていない

区間配置は現時点(1224日)でほぼ決まっている。あとは復路のところを調子を見て入れ替えるだけ。89区は決まったが、あとは7区と10区。特に7区はここのところ重要性を増しているので。12人の中から10人を選ぶ形になる。10人無理やり選ぶわけではないので、名前のある選手も10人から外れていく可能性もある。 


1
区は村山兄弟が来ても来なくてもどちらにも対応できる、うちの中で力があり一番調子のいい選手を置くつもり。その選手は自分から1区を走りたいと言ってきた。流れの中では2区がキ―。2区で流れをつかめるかどうかでその後が決まってくる。

高田は前回2区で区間賞をとって前回の箱根駅伝の後故障もして苦労して人間的に成長した。 

山本修平は練習量としては完ぺき。調子はいい。今のままで行ってくれれば7812秒の駒野の記録を目標にできる。走力のある選手ならば79分まではいくが、それ以降はコースをいかに把握しているかにかかってくる。宮の下以降の上りと最後の下りをどうするか。5区で勝負する、という気持ちではなくあくまで10区間のうちの一つととらえているが、5区がよければ優勝争いに絡んでいける。

今年のキーは3年生の高田、柳、三浦、高田。三浦は前回6区で58分台出したが、余り状態は良くなかった。残り5キロをどうするかが課題。今

|

順天堂大学 仲村監督

今年は、今までやってきたことが着実に選手の力になっていて、チームの底上げができた良い1年だった。手ごたえもあり、監督としても、やっていて楽しかった。


前キャプテンで箱根駅伝のメンバー入りに懸けていた狩野選手の負担を減らそうと、早い時期に松村優樹を主将にした。彼の真面目で一生懸命な姿が、実直な今のチームを作り上げたと思う

弟の和樹は、今年の8月頃から変わった。それまでは、兄と自分を比べてはすぐに落ち込む選手だった。そんな和樹に、「兄でなく自分自身と向き合ってほしい」と、卒業後は兄と違う実業団へ行くことを勧めた。そこから、自分に自信も出てきて、走りも良くなった。今は、自分で考えて練習もできている。

今年は、西郷は出られないものとして準備を進めている。山要員も、3人準備している。城西も山登り要員。

 
目標は、5位。始めは高い目標設定にして、これから選手の状況を見て、どう落としていくか。5強+神奈川大や山梨学院大などと8~10位を争うことになるだろう。

 

往路が勝負。“復路の順大”と言われれていたが、今は往路で結果を残さないと復路で取り返すことはできない。

 

5区で1~2位落とすと考えて、4区までは8位以上で来てほしい。

 

|

青山学院大学 原監督

テーマ「ワクワク大作戦」 みなさんをワクワクさせるような走りを目指す。


やはり出雲駅伝が中止になったのはチームにとって痛かった。たられば、で物を語ってはいけないが
走っていたらおそらく優勝できていたのではないか。全日本大学駅伝で駒澤に強さを見せつけられたので、そのリベンジをしたい。

16人の誰を走らせてもいい状態。大きな故障者もいない。あえて不安要素を言うならば、私がきっちりと覚悟をもって区間決めを出来るのかということ。

 

神野、一色、久保田といった主力選手は、走って当然の選手。その脇を固めるランナーがきっちり走ることがポイント。キーマンは、小椋・村井。

 
往路は、当然、往路優勝を想定。特に山がしっかりしている、自信がある。
13区の候補は、藤川、久保田、一色。ここから1枚復路に回すべきなのかが悩ましいところ。

 

5区は神野。1ヶ月前に決断し、本人に伝えた。やはり鍵になるのは山。

 柏原超えを狙った7750秒を目標に走ってくれる、山の神の誕生を期待している。

 

 主力を全て往路に投入する可能性は十分にある。しかしその場合、復路への不安をどう取り除くか。

 

|

東海大学 両角監督

年度がかわって新入生が入り徐々に頭角を現す選手が出てきた。夏合宿(8月長野9月北海道)で心身ともに鍛え予選会3位、全日本6位入賞でシード獲得と選手たちにも自信が芽生え「自分たちもやれる」と勢いがでてきている。トラックで自己記録も連発だった。

前回をふまえ「故障者を減らすこと」をテーマに1年間取り組んできた。練習前の準備やアイシング、トレーナーにも多くきてもらうなど徹底。故障予防も含め走行距離の制限を設けた。主力は多くても月間600k前後。また、勢いがあるチームとはいえ、まだチームは育成の段階。底上げも重視。

平均的に穴のない布陣。全員絶好調で飛躍的に伸びている。16人の登録選手はベストメンバー。前回の経験者から3人がもれたがそれだけ競争が激しいという事。(前回6区福村は故障)全員が区間10位以内で走る力がある。

1万m28分台が7人というのは21チーム中3番目。1万m上位10人の平均タイム29:01は21チーム中7番目。シードを獲得できる範囲に十分いる。突出した選手はいないが平均的に力があるといえる。

目標は5位。かなり厳しい目標だとは思うが、この目標で1年間学生が頑張りたいと言ってきたものなので大事にしたい。

うちは2区もつなぎの区間。前半からシード内でタスキをつなぎたい。前半から攻める。復路で順位をあげるイメージはない。往路から目標の5位に近い順位につけキープしたい。


5区宮上にいい形でタスキをつなげば何とかなると往路の選手は心強く思っている。4区が終わって一ケタ順位なら面白くなる。

脇役的な存在だろうが『最強の脇役』としてひと暴れしたい。湘南の暴れん坊として頑張りたい。地元平塚も走るので地元の大学として期待に応えたい。

|

帝京大学 中野監督

メンバー16人は故障なくきている、良い状態。小粒だけれども、今年は確実で、面白いレースをしたいと思う。

 

今年は粘り強さが特徴。最近の若い子に欠けている粘り、しつこさを求めて作ってきた。今年は日本1でなく、アジア1くどくしつこいチームを目指してきた。練習量がそれを物語る、チームの身体能力を考えたらかなり練習している。皆で襷を繋げようとか、しぶとさを身に付けようという気持ちは教育の一環としても重要。

位と選手達は言うけど、私からは29日に目標等を言います。これ以上財布に貯金はできないけれど、お金を使いきるには何ができるか、最後まで見極めて戦力を使いきりたい。使いきる事が彼等の望みだとも思う。
 

負け幅を狭くしたい。ミスなくそつなく。最初からバントでコツコツですが、セーフティバントの様な攻めのバントをしたい。ベストは3区終了までに10番前後、この位置なら上げていける自信はある。6区は昨年メンバー入りしていない選手、昨年は千葉に確実性があって任せた。今年の6区予定者は往路に使っても十分な力量、復路の流れを掴みたい。復路の9・10区はワンセットの考え。この2つで全体の約25%を占める。高校駅伝で言えばケニア人が走る割合に相当。ならばここである程度力のある選手を置かないといけない。7年前に帝京も後半に大失速した。ここにも力のある選手を使いたい。

|

中央学院大学 川崎監督

特徴のない所が今年のチームの特徴。5区が想定通りに上れれば一桁順位にいける。復路は経験者もいるので。たた復路の事まで考えられるのは優勝を狙えるチームぐらい。他ははこまでの余裕はないし、往路が勝負。常に区間の一桁順位にいたい、第2集団で走れれば。


今年のチーム状況は良い方。例年故障者が出てしまうが、怪我人が今年は殆どいない。お祓いをした年もあるぐらい。手応えまではいかないけど、今年のメンバーは「痛い」と今言い出す選手がいない。言い出すとチームの雰囲気も悪くなるし、マイナスの方向に行ってしまう。今回は弱音を吐かないメンバーが揃った。

 

今年は距離走をしっかり行った。長い距離を走れていなかったので、一昨年までの様に30キロの練習を集中的に行ってきた。最近は練習の必要性を説かないと選手達は動かない。「30キロ走れないと箱根の20キロも走れないぞ」と言ってきた。仕方なくやってくれますよ()

 

今年のチームは、何よりも結果が欲しかった。潰滝がトラックで成績を出し、昨年よりはチームの雰囲気も良くなり名前負けもしなくなってきたが、もう少しできたのではの結果が続いている。

予選会でも3位以内の結果を出し、選手達に自信をつけさせたかった。後半ペースを上げる作戦の方が概ね結果は良い。狙っていったが、もう少し積極的に行かせても良かった。チーム上位3人(及川・潰滝・塩谷)も第2集団の落ちたペースにはまってしまった。海老沢剛は、自信となった予選会だったと思う。

7位~20位は差がないと思う。今回は突出した選手はいないが、中間層が力をつけた。幅は出てきた。

 

|

城西大学 花田監督

例年3・4年生中心のはずが、今年は学年に関係なく調子の良い選手がいる。「力が同じなら下の子を使う」と選手にも言ってある。キーマンは4年、ここから後どれぐらい状態を上げられるかだと思う。全日本~後の指導では・・・全日本の予選会、箱根駅伝予選会、ともにまぁまぁ悪くない。ただ全日本では勢いだけでなく実力がないとダメだと、しっかり走り込みしないとダメだと分かった。皆が原点に戻れたと思う。もし上手く行っていたら、箱根駅伝まで何となくの調整になっていたと思う。その意味では収穫あり。

今年のテーマは「自分達で考える事」・・・全日本予選会では、考えながら走ってくれた。箱根駅伝予選会では、主力が上手くいかなかった。まだまだ自分達で考える所まではいっていない。それでも来年以降もある3年生以下で殻を破る事のできた選手もいた。
 
シード権が目標。これは難しい部分もあるかもしれないが、ここ数年途切れたタスキを途切れることなくゴールしたい。理想は3区までに10位以内。第2集団の中にはつけたい。復路一斉スタートにならなければ、往路優勝チームから15分おくれかぐらいが1つの目安。

 前回は7区間でメドがたち、後は誰にしようか迷った。今年は12人ぐらいの中から迷う。良いいみで今回は皆の力が変わらない、昨年は3区~落ちてしまったが、今年はそこから持ちこたえてくれそう。ただ層は厚くなったが、エース不在でパンチ不足でもある。

 16名は順当に選べた。主将の佐々木も秋から良くなってきている。上尾ハーフで見通しが立った。全日本の予選会では、倉田・佐藤が良くなかったが、こちらも順調に回復。1年生2人もポテンシャル高いし、練習も積めている。坂本は練習でも強いし安定している。井上は全日本の走りが良かった。伊勢崎ハーフもそこそこ走れた。距離の不安もない。往路の主要区間は、この4人の予定。

題の山は、来期以降の事も考え、2年生で準備。上田か森田になるが、どちらか調子の良い方になる。区間真ん中ぐらいの順位で走れるのでは。

 上位10人の平均タイムは昨年より良いけど、昨年は主力3人いて、今年は主力の力が落ちる。前半乗りきれれば、後半はつなげていけると思う。主力は安定感が欲しい。今調子が良くこれから調子を維持していきたい者と、今練習積めて疲れのピーク、これから上げていきたい者、半々ぐらいのメンバー構成。

» 続きを読む

|

東洋大学 酒井監督

 

2014年の前半は、箱根駅伝優勝の経験者たちがチームを引っ張っていく形で、インカレ等よくやってくれたが、中間層など底上げが進まなかった。 1万メートル・5000mの平均タイムにしても昨年ほどのレベルにはいっていない。タイムだけがすべてではないが、設楽二人の抜けた穴という事だけを言えば、この穴を埋めるのはなかなか厳しいので、総合力でその穴を埋めてきた

全日本では4位という事でトップ3からしばらくぶりに落ちてしまった、常に上位争いをするという期待待感もわかっているので、それを逆に力に変えて、使命感を持ってやっていきたいと思う。プレッシャーを力に変えていきたい。

 

今年の強みは、田口、服部勇馬が昨年よりも力をつけているので、昨年の設楽兄弟に代わってレースを作って勝負を決められる、そんな走りをしてくれると思う。 


今回はチーム一丸となって、強い駒沢大学に挑んでいきたい。
ポイントはやはり序盤。序盤からレースの流れに入っていかなければならないと思う。 たとえば1区、そこにつなぎの選手を使っていくのか、主力級をぶつけていくのかという事がポイントとなってくる。 


2
区に関しては、今大会は誰が来ても区間賞を取るんだという気持ちで、挑ませていきたい。

 


遅れていた中間層、そして底上げがここにきてグッとできてきた。あとは初めて出場する選手や昨年はつなぎを
やっていたが今季主力となって主力区間でどういった走りをしてくれるのかが大事なポイントだと思う。 


一人2区間構想を考えている。その中でしっかりと調子を見極めて、使うのか使わないのかをギリギリまで見ていき
たい。5区に関しては、主力もリザーブに入れて当日使うかどうか見ていこうかと思っている。

|

2014年12月17日 (水)

山梨学院大学 上田監督

90回の棄権からの、リスタートになりましたが、「キャプテンの井上が私に「優勝を目指してやりたい、優勝を目指したチームを作りたい」と話してきましたので、私もその意見を聞きながら頂点に立つんだと言うことを目標に今年はやっきました。

 

新チームは井上がまとめ経験者も残りましたからチームには自信がよみがえってきました。春はまだ故障者もおりましたが、夏は例年通りの合宿を行い、秋には予選会を目標にチームを作りあげました。

 

予選会は序盤からいい形で進みましたが、最後は下の選手の失速気味の感はありますが、オムワンバ・井上の2位・5位、阿部、佐藤、兼子、谷原あたりはうまくまとめてくれたと思います。良き課題を持って箱根に臨める事と思います。

 

チームテーマは、「リスタート・プルシアンブルーの復活・勝利へのこだわり」です。目標は、優勝を掲げて1年間やってきましたから「優勝」です。

 

井上、オムワンバという2人の戦いの柱もできて他の戦力も上がってきていますから、頂点を狙えるだけの力は付いたと思っています。いろいろな戦い方はあると思いますが、89回大会では、シード権を僅差で落とし、90回では無念の棄権ですから、トータル3年間の襷への思いをぶつけ、積極的な走りを箱根路に展開してプルシアンブルーの襷が躍動する箱根駅伝にしたいと思っています。

 

多くの強豪校、優勝候補の大学はありますが、地方の私学の大学が、再び頂点に立てるんだぞと言う気概を持ってレースに臨みたいと思っています。

|

城西大学 櫛部監督

村山の成長は…
①主将になった事で育った。特別言葉で示すタイプではないが、走りで引っ張ってきた。
②元々能力が高く、ようやく故障なく練習を継続できたシーズン。体幹トレーニングも身になった。
③兄の存在が大きい。強い兄の存在が彼の原動力。兄を越えたい思いが、今の結果を出している。

全日本も直前の熱が無ければもっと走れていたかも。アジア大会、予選会等、練習を休まず積んで、かなりシビアなスケジュールだった。体力的にかなりキツい中での兄との勝負(謙太が1区にきたのは想定外だった)、本人も自信になった事だと思う。

村山は1か2区で使う。本人は兄と勝負したいはず、でも1区で遅れたくない。1区は重要、本人のやる気も尊重したいし、まだどちらで行くかは決めていない。大迫、山中、前回と比べてエースもいないし、全体のレベルも落ちている。その点も考慮し、区間配置を決めたい。1区で予選会の様に引っ張るレースも可能、ただ前回の早稲田・大迫の様に活かしきれずに終わる可能性もある。2区で今まで結果は出ていないが、昨年は1区が大差で遅れてしまった事や貧血、故障明けのシーズンもあり、理由が明らか。今年は文句なしの勝負ができる状態。 村山中心、彼は走るのは間違いないと思うが、彼以外のメンバーを引っ張り上げられるかがポイント。

4年生は元々力があったが、復調の兆しが見え計算がたつ選手もここにきて出てきた。最後にかける想いを見せて欲しい。2年生は村山を追う存在の学年、素直だしチャレンジ精神で練習でも村山に向かってくる。5・6番目の選手の力が拮抗、選ぶのに考えてしまう。3年生が村山を別物と考えてしまっている、意識改革はなかなか難しい。

|

2014年12月16日 (火)

日本大学 小川監督

前回総合7位。よその大学に助けられた部分が大きい。往路を終わった段階でシード権内の10位にいて、復路の連中も往路を走った連中と同じだけ練習やってきたので粘れるかなと思った。

キトニー5区:上りを走らせて稼ごうと。正直、区間10位、8151秒は想定外。我々も防寒対策などいろいろ考えすぎた。帽子を2枚かぶせたが、最初気温が高く、脱げばいいものを帽子の上から給水の水をかぶってしまった(笑)。後半気温が下がり体が冷えてけいれんを起こした。

5月の全日本予選は故障や教育実習で思い切ってメンバーを組めなかった。出雲駅伝中止は痛かった。うちは全日本駅伝に出られないので箱根がぶっつけになってしまう。全日本はテレビでも見てない。見ると悔しさがこみあげてくる。東洋が4位だったのも後から知りました。

その分、ちょうど全日本の時期に6日間館山で合宿を組むことが出来た。10キロ、30キロ、20キロとかなり走りこめた。その分直後の上尾ハーフは疲れが残っていて今一つだったが、その後の日体大記録会で大門友也と打越直希がともに自己新を出したのは収穫。彼らが駄目ならば今年のうちは終わってた。

12月の館山合宿の距離走では4年生がよく引っ張っていた。このあと1223日~26日まで恒例の最終合宿を館山で行う。

4年生には14日壊れてもいいくらいの気持ちで走ってくれと言ってある。やはり出だしが重要でしょう。区間配置はぎりぎりまで分からないかも。ただ、特殊区間に関してはある程度考えている。5、6区トータルで2時間20分くらいで行ってくれれば(前回は2時間2249秒)。

|

日本体育大学 別府監督

今年は、服部の世代が卒業して厳しくなることは分かっていた。改めて、練習や競技以外の部分での普段の生活の徹底をした。19位も優勝も味わった現4年生が下級生にしっかり教えていかなければいけないと言い続けてきた。

 

前回の箱根駅伝が終わった段階で「箱根駅伝総合3位」を目標に掲げた。5000m、10000mは意識せず箱根1本。周りからは笑われてしまうかもしれないが、箱根総合19位に終わった3年前、「シード権」を目標にして気が緩んで失敗した。シードはとれる、と思うと直前にチームは崩れてしまう。ややハードルは高いが、選手達からも「3位目標」という声が上がってきた。

合宿、トレーニングとも例年並みだったが、今年唯一違うのは夏合宿後に「北海道マラソン」を走らせたこと。もともと今年の選手は(トラックの)数字を残せるメンバーではないので、せめてマラソンをやるだけでも自信になるだろうという意図だった。普段以上のことをやってみようと。

出雲駅伝中止は痛かった。1年生など初出場組の経験の面でも、また、うちは出雲で肩慣らし、修正して全日本駅伝と考えていたので一つづれてしまったのは想定外だった。

総合3位が目標だが1区で出遅れたら無理。しかも相手にミスがない限りは厳しい。この戦力でどうなるか、と正直思うが、野球に例えると「四球、隙のない走塁、バント、犠牲フライで確実に1点をとる」スタイルでいく。当然、うち自身がミスをしない、個々が役割を果たすことが重要。山に関しては本人たちはもう意識しているでしょう。思う存分やってくれればいい。ともに適正はある選手。

メンバーエントリーされてからの3週間が重要。走る10人だけが結束してもダメ。部員70人の中で65番目~70番目がふてくされたら輪は乱れる。以下に全員が結束できるか。92回大会を見据えてではなく3位以内に入るんだ、という厳しさを求めたい。

 

|

明治大学 西監督

春は、新4年生を筆頭に今年は絶対に勝ちに行くという気持ちを持ちながら2月の佐賀合宿から本格的に始動を始めました。関東ICの1部の数字36点は合格点です。主力選手はそれなりの走りを見せて、日本選手権の5名もまずまずの走りでトラックは合格というスタートでした。

夏に入り、合宿では8月に36日間やりましたが、7月から故障者が多く出てしまいA・B両チームで合計23名にのぼり、チーム半数が故障者という厳しい状態になりました。そんな中で有村や大六野も故障しましたが、1週間で戻り安心していましたが、8月8日に八木沢が左腸脛靭帯を痛めてしまい危惧していましたが、残念な事になりました。八木沢は、9月10月さらに12月10日まで引っ張りました、治りきらずにメンバーから外れました。前野も5月に足底を痛めてしまいました。

チームは出雲を目標にしていましたが、無くなったことにより、その分全日本にしっかりと絞って2位を確保しました、しかし1区の出遅れであの時点で2位まで上がるのが難しいレース展開であそこまで行けた事は、良い意味で反省しそして課題が残りました。

その後2か月で、箱根を目指す上で経験を積ませなくてはいけない選手は、鍛え上げ記録会に多く出させて、上尾ハーフを経ての今回の最終的なメンバー発表になりました。ここにきて文元が緊急で帰郷しましたが、12月20日からチーム全体が上がってくるように持って行きたいと思っています。

今年も1区からのハイペースが予想されますが、投入されるメンバーによって流れは変わってくると思います。何しろ早い段階で後ろに置かれないようにして、登りで辛抱しながら往路を終えたいです。キャプテンの有村は、過保護に育てたところがありますから、最後はしっかりと往路を走らせます。今の駅伝は、復路のポイントで9区に区間賞を取れるチームは必ず上位に入りますから9区がポイントになります。9区でいい流れを維持していけるか、はたまた悪い流れであれば、9区でそれをどう断ち切っていけるのかと言う重要な区間だと思います。今回往路で勝てるかは5分5分でしょう。ただ下りでは駒沢に1分はやられますから復路で先手を取るためにも、往路では1分1秒でも駒沢より早くゴールしたいですね。もし8区終了で先頭にいたならば逃げ切り体制ですが、91回大会は、9区さらに10区アンカーでの優勝争いにもつれ込むかもしれません。

「最強世代」が最後の年を向かえるわけですが、彼らは年々強くなってきました。今回は何しろ強い4年生が全てメンバーに入ってほしかったですが八木沢、前野が揃わなかったのは本当に残念です。八木沢の名前だけ入れようとも思いましたが、それはなりませんでした。今は八木沢も前野も、何かチームの為になればと思ってくれています。

鎧坂の時よりも、チームは今年の方が強いと思いますよ。来年のキャプテンは、横手です主将によってチームは変わりますが、有村は背中で見せるタイプ、横手は元気さと繊細さを持った選手です、したがって面白いチームになると思います。

 

 

|

大東文化大学 奈良監督

今年のテーマは、学生たちから『5度目の挑戦』が出てきた。箱根駅伝5度目の優勝はそんなに簡単なモノではないが、最後まで諦めずにチーム全体でやろうと話した。4年生中心にこれまでやってきた。優勝まではいかないと思うが、皆さんに「いい駅伝だった」と思って戴けるよう、しっかりやっていきます。

夏合宿でのテーマは「故障者を出さないこと」。トレーニング内容は例年通りだが、最後の合宿でひとりの故障者も出さなかったことが大きな収穫だった。

日本インカレで市田孝が3位;チームとして日本インカレに出場することは大切にしていたんで、良かったと思う。ただ日本人トップを狙っていたので、京都大・平井に負けたのは悔しいと思う。そのことが全日本大学駅伝の1区で良い走りにつながったと思う。

出雲駅伝では1区に市田宏、3区に市田孝とエントリーしたのは、1区の市田宏は、前回の箱根で1分以上やられているので、もう1度1区を考えるなら出雲で試してみたかった。

全日本で1区に市田孝を持ってきたのは、日本インカレで京都大・平井に負けているので、そのリベンジをして欲しかった。城西大の村山紘太、京都大・平井健太郎に加え、駒大の村山謙太も来たので、いいレースが見られたと思っている。

他大学のエースが出るところに、大東のエースもぶつけたいと考えている。 40人の部員の中で、故障者は1人だけ。しかも、多くの選手が自己ベストを更新。チームとしていい状態にある。

今大会も1区・2区から来ると思う。大東大のエースは2区にもっていきたいと思っている。1区は…?先頭集団について行かせたい。そういう選手を起用する。

市田孝・宏を中心に、選ばれた4年生5人をメンバーとして考えている。その5人がしっかり走って流れを作ってもらい、3年生以下にノビノビ走って貰いたい。3年生の大隅には来年のエースになってもらいたい。

今回どれだけメンバーに入ってくるか分からないが、楽しみな1年生がいるので、今回はチャンスが少ないが、楽しみだと思う。

箱根に出られなかった後、翌年は箱根駅伝出場、その翌年は箱根と全日本、今年度は三大駅伝出場と着実にステップアップしている。選手が駅伝を走りたいという気持ちが強いことが一番の原動力。山の大東」を楽しみにして下さい。

|

駒澤大学 大八木監督

4年生を刺激してきた1年間だった。「1年生がいいからお前ら4年生がもっとやれ」と刺激。あえて1年生をこれまで以上にほめて上級生に刺激を与えてきた。実際に1年生は強いので、上級生も負けられないという気持ちで練習を積んできた1年だった。ただ、4年生も強いので1年生を簡単に箱根で使えないだろう。チームの強みは「層の厚さ」。前回の悔しさを選手1人1人が感じて過ごしてきたことが大きい。その気持ちが練習にあらわれていた。全日本圧勝Vで4連覇)勝てる力があると私が珍しく言ってきた。選手の意気込みを感じた。全日本後は選手たちに自信がついたし、1年生も使ったことで経験をさせて箱根の準備もできた。今まで強かった時代の駒沢と比べても遜色がない素晴らしいチーム。優勝を狙って当たり前のチームになった。

往路優勝をしないと総合優勝は難しい。理想は1分離しての往路優勝。そのためにエース2人(中村・村山)がエースらしい走りをしてほしい。ライバルは4校(東洋・早稲田・明治・青山学院)になるだろう。今のっているのは青山学院と明治。勢いは怖い。ライバルに勝つにはエースがエースらしい走りをするかの差になる。ポイントは2区3区。山は経験者がいるしそれなりにいける。やはり5区までの流れが大事。4区までにトップにいなければいけないし山で逃げ切りたい。悩んでいる区間は1区。揺さぶりに強くスピードに耐えられるかが大事になる。10時間55分を切るレースになるのではないか。前回の駒沢よりいいタイムでいかないといけない。勝つ勝つではなく、「負けないレース」をする。選手にもそう言ってきたし、力を出せば負けないチーム。

前回は育成の年でもあったが、今回は勝負の年。過去によく言ってきた目標3位以内ではなく、頂点を目指す。

|

中央大学 浦田監督

トータル的には良いチーム状態と言えそう。何となくだけど落ち着いた雰囲気で、やれる気はします。

伝統もあり外野は煩いですが()、我々はたんたんとやるだけです。色々な意味で、伝統校として頑張らねばならず、その伝統の言葉だけが先走ってしまいがちですが、自分達の力を見極めトレーニングをし、しっかり自分のやるべき事をしなければならない。伝統を守ろうとすると消極的になり、萎縮する。良いパフォーマンスを見せる為に攻めてきたのが中大だと思う。

何か核になる部分があったのが、中大の伝統であるが、年々チームは変わり、主将中心に変わっていくもの。今年は苦しい状態を見てきた4年生が夏以降まとまりを見せてきた。全日本の予選で惨敗したけど、その後まとまりが出てきた。主将の永井は故障がち。予選会にも間に合わなかったが、他の選手の応援にも回ったり、自分だけでなく、チームの事を思い行動できる。皆で強くなろうの意識が高い。

昨年から専任コーチも置いて、今年はより密にコーチと選手のコミュニケーションが取れてきた。選手個々の状態を見ながら、夏以降練習もできている。ただこちらが提示してそれをやらせるだけでは簡単だし、卒業以降伸びない。1人の社会人としても考えないといけないし、競技だけが人生ではない。先日、佐川急便の山本選手(OB)が来て「この先は。それぞれがそれぞれの役割を果たしていくことがチーム全体の力になる。気持ちの入りすぎもいけない、余裕を持つことが大事」と言ってくれた。彼も高校時代は1500の選手、徐々に距離を伸ばしマラソンで五輪に立った選手だから説得力もある。


予選会でも5位以内には入りたかったし、箱根駅伝で6位の目標はかなり厳しいとは思う。でも一時期よりは無理な目標ではなくなってきている。10人のコンディションをどこまで高められるかがポイント。10人がパーフェクトの状態である事が条件ですが・・・
もうこれ以上落ちる事はないぐらいまで落ちた、駅伝の展開次第では上に行けるし、他大学も全員万全であることはなかなかできない。

 

|

2014年12月 9日 (火)

神奈川大学 大後監督

90回大会はスタートラインに立つ前に勝負が決まってしまった。大きな区間配置があった。1区で21位と出遅れ、2区・我那覇もリズムに乗れなかった。4区・井上と急遽起用された5区・柿原が良い走りを見せたが、3人が区間20位以下だった。

今年は「5カ年計画」で、エース格の育成と安定感をテーマにやってきた。以前のスタミナ重視から、スピードも求めてきた。今年は、全日本・箱根とも予選会をトップ通過できたので、合格かなと思っている。柿原・我那覇・西山がエース候補。優勝を狙う5強のエースを比べるとまだまだだが、シード権を狙うチームとしては何とかなっているかなと思う。一緒にやってきた4年生が競技力、精神面ともレベルアップしている。「5カ年計画の最終年」なので、何としてもシード権を取りたい。あとは安定感のある4年生がいるので、3人の流れを継承する形になる。

スタートから、常に6~7番手から1213番手でレースを進めたい。今年は、駒澤大を中心として上の3~4校が、第2集団の4~5番手から1213番手まではほとんど一緒じゃないかと思っているので、第2集団の流れに乗れるかどうかがシード権獲得の必要条件だと思う。そこの流れをつかんでいきたい。 実際の配置は最後の調整によるが、他大学の起用も考えて決める。このチームは4年生が作ってきたチームなので、16人に入った4年生が11番目12番目ではなく、10人に入っていて欲しい。

神奈川大がいい時は、5区で好走している。今年も、いい選手を予定しているので楽しみにしている。1年生が頑張っているが、1年生がすんなりメンバーに入ってくるようではシード権は取れない。箱根駅伝のメンバーに入るのはこんなに大変なんだという経験をして欲しい。

ここ数年、頑張りが足りないと16人の枠を全部使わずにエントリーしていたが、今年は16人のメンバーがエントリーできる。16人を選ぶのにも悩んでいる。前回は、誰を10人に吸い上げるかで悩んだが、今年はきちんと『選抜』してメンバーを決定できるんじゃないかと思う。また直前で故障やインフルエンザ、体調不良なので、イメージ通りの区間配置が出来なかったが、今年は40日くらい前から練習内容を提示して、ここでやって、ここで抜いてと最終調整のやり方を指示している。体調管理についても、個々の選手に意識するよう徹底してきた。チーム全体の意識を高めるようにしている。

|

2014年12月 5日 (金)

創価大学 瀬上監督

出場を決めた瞬間は頭が真っ白になった。これまでは出られればいいなとモヤモヤ思っていたが、今はスカッと晴れやかな気持ち。前回の予選会で敗れ、出場チームとは力の違いを感じた。これをどう立て直すかを考え、部として3年生主将山口が4年生になる16年大会へ向け2か年計画をたてたが、その1年目にして出場できたことには価値を感じる。

スタッフ間の連携をより密にし、レースの結果分析や練習の進め方をとことん話し合ってきた。これまでの練習は質よりも量を重視し距離をふむことに重きを置いてきたが、この1年は質を高めることを重視。距離ではなく、実戦に近いメニュー作り、ロードに向けた練習をより取り入れた。結果、春先こそ記録がでてこなかったが、10月には鳥肌がたつほど好記録がでて、実ってきたと感じた。

 出場を決めたあとは、選手たちに「選ぶ16人はもう一度フラット」と伝えたこともあり、誰にでもチャンスがあるのではという目になっている。練習でもなんだか皆シャープになっていて動きも機敏。やはり箱根の力は大きいと感じている。初出場なのでプレッシャーを感じず楽しく走ってほしい。 

目標なくして戦うわけにはいかない。シードが大目標。エース山口中心のオーダー編成。その上で往路にベストメンバーをおくが、1区が全てになるのではないか。うちはコツコツ走る選手が多いが、相手が見えない位置ではコツコツは走れない。なんとか前が見える位置で運びたい。往路10位以内、できれば7,8位でいきたい。チームの強みは「結束力」。ここぞの場面で一丸になることができる。

 (スポーツ推薦など本格的に駅伝部が動いて)26年をかけようやく箱根にたどりついた。今はチームの土台を作って、これからは毎年シードをとれるような大学になっていきたい。その先に優勝がある。その第一歩が今回。

 

 

|

2014年12月 2日 (火)

ラジオ日本 中継解説・ゲスト

12日往路 7:30~
解説:大東文化大学・陸上競技部前監督、同大スポーツ・健康科学部准教授、陸上競技部副部長 只隈伸也さん

ゲスト:青山学院大学OB、中国電力所属 出岐雄大さん

13日復路 7:30~
解説:中央大学・陸上競技部前駅伝監督、現DeNAランニングクラブ監督 田幸寛史さん
ゲスト:駒沢大学OB、富士通所属 千葉健太さん

|

拓殖大学 岡田監督

今季のテーマ「さらなる躍進」派手さのないチーム。小粒だが、ムラがなく、きっちり襷を繋いでくれる。佐護キャプテンをはじめとする34年生が中心のチーム。12年で基礎づくり、34年でレギュラー)外国人選手がいないが、関係ない。1人20秒ずつタイムを縮め、全員でカバーしようと話している。

出雲駅伝の中止については長年やっていてこんなことは初めてだったが、引きずっていても仕方がないので切り替えて練習をした。また6日間のミニ合宿を行い、出雲駅伝の鬱憤を晴らすことができて、結果いい形になった。例年通り、選手たちが「地獄の練習」と言う厳しい練習をしてきたので、中身は伴てきた。上尾シティマラソンの結果をみても、順調にきている。


過去最高順位の7位を超えることが目標。
終わった時に「頑張ったな」と周囲から言われるような走りを目指す。上りと下りは対応できているので、ある程度の計算が出来ている。(5区の尾上で順位をあげられる計算)往路を維持して復路に入ってくれるといい。 

 

厳しい練習をしてきたので他のチームと五分に戦えるチームに仕上がっている。箱根だと思うと選手たちはどうしても舞い上がって、ペースを乱してしまうので自分のペースをいかに守るか。監督と選手たちの意思疎通が大切である。

 
91回大会に向けて)「故障しない」「故障させない」自己管理をして、残りの日数をこなすだけ。

|

2014年12月 1日 (月)

学連選抜 岩瀬監督

チームの順位はシード権相当の順位を考えています。この後何度か選手を見てしまうと選手の評価が逆に難しくなってしまうので、個人の力は予選会の力で評価したいと思っています。12月12日から2泊3日での富津での合宿で最後の調整になりますが、体調を判断して最終決定します。今現在では大体区間配置は頭の中でできあがっております。

 

この関東学生連合チームで走る事によって、選手達はチームで走れなかった悔しさを持ち帰って次は母校のチームで走れるように気持ちを伝えてもらいたい。次も連合チームで走っていては駄目なんですよ。

 

順位の付かないオープン参加になりますが、個人個人が力を出し切って箱根に出られない悔しさをぶつけて欲しいですね。記録が残らない部分でモチベーションをどう保つかがありますが、チームとして出るからには4年生は最後の力を出し、3年生であれば来年チームとして出場するためにはどうしたらいいのか考えて欲しい。

 

母校の浅岡にチームキャプテンを託したが予選会の数字を見ての判断です、浅岡には、東農大としてチームとして出してあげたかったが、現在も調子はいいので何とか力を出してくれると思っています。往路の前の方で走らせたいと思っています。

 キーワードは「プライド」連合チームのプライド、区間賞に近い記録で走ってやろうというプライドを持って臨んでもらいたいですね。

|

国学院大学 前田監督

1月3日夜に前回とぎれたタスキを寮の食堂に額に入れて飾った。この悔しさを忘れるなという意味毎年タスキを変えてきたが、今回の箱根は前回途切れたタスキを使う。リスタートの箱根

スローガンOne 原点からの挑戦」学生が考えた。俺たちは挑戦者であるという原点に戻り、1人1人が責任を持つこと、個の集合体がチームであることの意識づけのスローガン。

 これまで効率を求めすぎて量より質という練習をしていたが、それは違うと感じ泥臭くうちらしくやろうと、「質より量」に切り替えた。土台をしっかり作ろうとかなり量にこだわった。夏だけでは足りないだろうと2月にも距離をふみ、8月には月間1000kを超えたのは28人と数字上も過去最多量。夏にかなり成長し例年以上に充実度、チームの力の加速度を感じる。予選会も一気に加速したチームの力をしっかり出せた結果。

母校駒沢との夏合宿を今年も行った。ここまで手ごたえがあった合宿は今までない。大八木監督からも「このコマがいて予選会を通らなかったらお前のせいだ」と言われたぐらい。また。大八木監督に常々「エースの育成が箱根には大事」と言われてきたが、エース級の層が厚くなってきた

前回の経験者が7人残っていてそれらの選手が中心になるが、それ以外の選手の底上げもできていて層が厚い。特に4年生がしっかりしていてまとまりがあり言いあえている。初めてシードをとった87回大会の4年生に似ている。大学スポーツはやはり4年生がしっかりしていないといけない。チームの特徴はまさに「4年生がまとまっているチーム」

1,2区がカギ。2区が終わってどのあたりにいるか。そして5区がヤマ。往路で8割決まるだろう。前半重視。後半は堅実に。復路での浮上は難しい。何が何でもシード獲得が大目標。ひとけた順位も狙っている。1度は駒沢より前でレースを進めたい。

 

|

2014年11月20日 (木)

箱根駅伝2015ブログでは

このブログでは、ラジオ日本箱根駅伝中継スタッフの取材メモや、見所、最新情報をアップしていきます。

ラジオ日本箱根駅伝番組サイトはこちらです。
→ http://www.jorf.co.jp/PROGRAM/hakone2015.php

|

2013年12月24日 (火)

拓殖大学 岡田監督取材メモ

まず「故障をしない、させない」ということを徹底。競技後のアイシングなど体のケアをするよう声掛けをしてそれを行動させた。練習量そのものは昨年と変わらない。故障が減った分むしろ練習量は増えたかも。夏合宿も例年通り。8月に阿蘇で20日間、9月に妙高、菅平で行った。

予選会は7位通過。今までは本戦への通過点と言ってきたが、今年は通らなかったら話にならない、という気持ちで、今までの予選会で一番神経を使った。今回は記念大会で予選会枠が広がっていたが、最低限例年の枠内(910位)で通過したかった。集団走は本戦につながらないと思っているのでうちは個々で持っている力を発揮させる方針だった。ダンカン、佐護あたりはタイム的にちょっと物足りなかった。予選会直後1週間箱根本戦に向け、千葉の富津で1週間走り込みを行った。

87回大会の7位を一つ上回って6位というのが目標。現時点ではそれ以上が厳しい。ここまでは全員故障もトラブルもなく来ている。箱根に向け12月指揮官が考えなければいけないのは、「気配り・思いやり・目配り」。常連校といわれるところは調整法がある程度確立されている。あとは体調管理、日常生活をしっかりできるかどうかが物をいう。柱はダンカン・モゼと佐護。とはいえ他チームのエース級と張り合って、区間賞争いするところまではいっていない。各区間上位(78位)で持っていきたい。上りは例年以上に面白い。現時点で2枚作っているので、ギリギリまで調子を見てどちらを使うか決めたい。復路は平均して走れる面々がいる。5区は欲をかくと危ないので、82分前後。

|

早稲田大学 渡辺康幸監督取材メモ

前回(6位)。4区で田中秀幸が区間賞。ランナーにとって風は一番嫌な要素だが、田中は風を嫌がらず、力を出し惜しみしなかった。本当は3区田中、4区松枝だったが。

年間のトレーニングは去年よりきちっと出来ていた。夏合宿も走りこめて、これなら箱根に向け楽しみという感じだった。誰というのはいないが、みんなコツコツ力をつけて伸びてきた。全日本も、小澤とか西郷が万全なら走らせて、シードを取りにいきたかったが・・・。アンカーの田中もよく走ってくれた。今ちょっと全日本の疲れが出ているが、箱根の戦力として十分考えられるようになった。現状まだ、チームに勢いがない。最後何かきっかけが欲しいところ。ここまできたら腹をくくってやるしかない。

自分達の戦いをするだけ。力通りのものを発揮して、シードが取れた、ということになれば。来年度に手ごたえがあるので何とかつなげたい。うちの場合、誰か一人にウエイトをかけられない。30秒のマイナスをみんなで3~4秒ずつカバーして帳尻を合わせていくしかない。

5区を予定してた山本修平③が脚の故障。欲をかいて柏原と同じ77分台を狙い、練習をさせ過ぎてしまった。ただ、山本修平は12月の「集中練習」を3分の2ほど消化しているので、練習は出来ている。復活を待ちたい。代わりの選手は準備しているが、主力なので、使えるなら山本を使いたい。5区がダメなら8区もある。途中棄権にならないようにだけはしたい。山本を5区に出さない場合は、11番目の選手を5区に起用する。スタートラインに立てれば、1年の時の7952秒くらいで走ってくれると思う。

 

その他の選手は順調なので、1月2日の時点でベストな選手を走らせる。「調子のいい選手で往路を、練習の出来ている選手で復路」を戦いたい。往路を終わったところで2分差があれば、何とか逃げられるんじゃないか。力的には5番目、4番目のチーム。区間配置で優勝争いに絡めるようにしたい。上級生と下級生が噛み合ってくれれば面白いが…。これまで1区で出遅れているので、ブレーキのないようにしたい。往路で主導権を握れば、復路で粘れる。志方や田中、相原ら実績のある選手もいる。

大迫は2日前に米国から帰ってきたばかり。状態はすごくいい。他校がいちばん怖いのは、ハイペースになる大迫の1区。ただ大迫以外に平地の大砲が1枚しかない。2区~4区のめどが立てば大迫を1区で使えるけど。最後だから華々しく2区の可能性もゼロではない。2区は、来年以降を考えて3年生以下もあるかも。

|

順天堂大学 仲村監督取材メモ

前回(6位)。4区で田中秀幸が区間賞。ランナーにとって風は一番嫌な要素だが、田中は風を嫌がらず、力を出し惜しみしなかった。本当は3区田中、4区松枝だったが。

年間のトレーニングは去年よりきちっと出来ていた。夏合宿も走りこめて、これなら箱根に向け楽しみという感じだった。誰というのはいないが、みんなコツコツ力をつけて伸びてきた。全日本も、小澤とか西郷が万全なら走らせて、シードを取りにいきたかったが・・・。アンカーの田中もよく走ってくれた。今ちょっと全日本の疲れが出ているが、箱根の戦力として十分考えられるようになった。現状まだ、チームに勢いがない。最後何かきっかけが欲しいところ。ここまできたら腹をくくってやるしかない。

自分達の戦いをするだけ。力通りのものを発揮して、シードが取れた、ということになれば。来年度に手ごたえがあるので何とかつなげたい。うちの場合、誰か一人にウエイトをかけられない。30秒のマイナスをみんなで3~4秒ずつカバーして帳尻を合わせていくしかない。

|

2013年12月23日 (月)

上武大学 花田監督取材メモ

前回は予定していた選手がクリスマスに左股関節の痛みを訴え起用できなくなり、ほかの選手の区間変更などで、厳しい状況になった。去年は、「総合5位」を目標にし量的にも質的にも高いレベルでやってきた。追い込みすぎた。その結果、疲労困憊で全体的に調子が上がらず、故障者が出たり、調子を落とす者が多かった中で大会を迎えた。

今年は原点に戻って「育成」の年に。プレッシャーをかけすぎないで、選手が力を出せるように意識している。“初出場”の時と同じように、選手の頑張りの延長上に結果がついてくればいい。結果がダメでも、選手たちが「自分たちのやってきたことが間違っていなかった」と思えればいい。雰囲気はいい。初出場の時と同じムード。来年いい練習をするため、今年は蓄積が出来ればいい。

山岸・佐藤・倉田の3人は卒業後も日本代表を目指していく選手になると思うので、自分でレースをコントロールできる選手になって欲しい。そのため、個別の練習を徹底してやっている。そのほかの選手は、個別の練習を取り入れながらも、基本的な力のレベルアップを図る練習をしている。今年は「2年計画」の1年目。少し余裕を持った練習をしている。その結果、3年生でこれまで力が足りなかった選手や、1年生などが伸びてきている。育成が順調に来ている。

ゴールした時に「みんなが力を出せた。よくやった」と言えるようにするのが目標。チーム力としては、ここ数年から比べると落ちるかも知れないが、状態としてはいい状態。ケガ人もいない。みんなが笑顔でスタート、ゴールできればいい。自分たちの力を出すことに徹して、崩れないレースをしたい。

 「群馬から箱根へ」:6年連続出場しているが、3年目くらいから地元の方々も応援して下さるようになった。その頃から、出来れば県内出身の選手を起用したいと考えるようになった。志塚亮介と三好慎平は都道府県駅伝の監督を務めている時に見ていた選手。やっと実力をつけ絡んできてくれた。

|

駒澤大学 大八木監督取材メモ

今年の売りはチーム力!!テーマは「原点と結束」。トラックシーズンから駅伝シーズン、前半後半のシーズンで結果を出し、後半はチームの結束が高い。出雲は優勝なら15年ぶりだから、せめて3つの駅伝で出雲だけは取ろうと選手達には話していた。全日本は勢い、なので箱根は気楽なはず。結束は高い

毎年、育てるシーズンの場合は下級生を重点的に見て、下級生をどう上げていくかをテーマにやって来た。

今現在は、まあまあ。きちんと練習できていて、順調。昨年の方がでも、4年生が多く、優勝は狙っていた。今年の方が気楽な気持ちできた、出雲、全日本は勢いで勝ったけど、たまたま、気楽な気持ちでいける。

今年の四本柱は強さがついてきた。昨年にはなかった部分。大会でも結果を出している、上がしっかりしているから、下級生も俺達もやらないと思っている。昨年より手応えを感じるのはその部分。各学年のまとまり、先輩後輩の関係、今年はまとまりが良い。今年は練習の真剣さが高い。上級生の必死さが厳しさが、まとまりを作っている。底上げも順調にきた、1年生の3人も力をつけてきた。練習でも上級生に離れない、上級生にも刺激を与えている。距離不安もない。それでもまだ凄いチームとは思っていない。何とかまとまってきた。今年は育てるチーム、その割には結構きたなと、次回の方が面白いチームになると思う。

今度山を走る子には途中攻めて欲しい。守りでなく攻めて欲しい。それだけの力はあると思うし、やって欲しい。山は気持ちが強くないと、性格の強い子、うちに秘めた物が強い子。練習で我慢強い、外さない、集中力がある子。

6区千葉の代わりは、3人ほど候補はいて、今はもう決めた。5930ぐらいで行ければ良いかな。5区は村山も走ったけど、今候補が2人ほどいて、どちらかを使う。手応えは、村山が前回走ったぐらいはいけるかなと思う。上りに関しては前回の村山よりも良いと思う。

|

2013年12月21日 (土)

専修大学 伊藤監督取材メモ

昨年監督1年目にやったことの軸は決まってきている。『遅い・少ない・苦しくない』が指導の軸。無駄をしないということ。現役時代から、最短距離で目標に結びつくかを考えていた。

昨年1年間教えきて、やらされてる感があった。フリーの練習になると自分自身で考えてやることができなかった。選手達には、「プラスアルファは自分で考えてやれ」と話してきた。去年から、1万m2930秒を切る選手を10人作ろうと(実際にはこれまで8名)。そうしなければ箱根駅伝では戦えない。沢野が2834秒という専大記録を更新した。あいつがやるなら俺もやる、という機運が芽生えてきた。トラック、ロードと追うと共倒れになる。今年はトラックを重点的にやって、少しずつ20キロにつなげていければ。夏合宿は昨年と同じ練習をやった。去年と同じことをやって今年は楽になったなということを選手達に感じて欲しかった。予選会:13番目でも通ればいいという気楽な気持ちだった。逆に言えば、ちゃんと走れば通過できる手ごたえはあった。

期待と不安が入り混じっている。力を出し切ってくれれば23位であれ、結果はいい。終わってみんなで喜べれば。駅伝は先行逃げ切り。1区スタートを大事にして、あとは往路でいかに選手たちが気持ちがつなげるか。スタートラインに、『やるぞ』という気持ちで立たせたい。目標順位は定めない。それぞれの区間でそれぞれがいい走り、自分の走りをした結果が23位であっても、チームみんなで喜びたい

|

日本大学 小川聡監督

昔(5年前)の練習に戻した。数字的には成果を出している(上位10人の1万m平均タイムで去年の2935秒から今年290496)。

ただ、5年前に監督をやっていた時に比べて、太さ、たくましさがない。よく言えば、スマート。練習は出来ているし、簡単にレースで崩れないようにやってるわけだから。でも「これだけやってるんだから」という気持ちになってくれれば。現状では故障者もいない。前に監督をやっていた時は必ず何人かいたんでうれしいね。

4位、5位を目標ではなく、シード権とって、13日の晩にみんなで笑えればいい。

選手達には12区間の準備をしておいてくれと言っている。故障が急に出た時などを考えると、そうでないと、シードはなかなか取れない。1区は速い流れになる。早稲田の大迫はおそらく1区だろう。前につくかつかないか、ペースは走る本人に任せることになる。

 キトニーは走れている。去年いたベンジャミンより強いかも。彼は職人。「11月に身内に不幸があった。帰国させてやりたかったが、「駅伝があるから」と帰らなかった。なくなった翌日、「次のポイント練習はいつ?」と言っていた。13日大会終わって帰らせるつもり。チームのメンバーもそのことを知って、俺らも頑張らないと、という気持ちになってくれている。

|

大東文化大学 奈良監督取材メモ

今年のテーマは「勝負」(学生が決めた)。結果だけでなく、練習でも勝負、学生たちは様々な部分で勝負してきた。勝負してシード権を取る。市田兄弟と片川が、まずしっかり走る事が大事。層は厚くないが、往路で流れを作らねばならない。

5区・山は重要、ある程度力がないとダメ。今年の5区予定の選手は性格からも走力からも向いていると思う。区間5位以内はいけると思っている。本当に今年は5区がポイント。泥臭く、しぶとく走って欲しい。

昨年との違いは立川ハーフ、全日本インカレ、箱根予選、全日本ときて、何か1つは大東文化の光る物は見せていると思う。結果は出せた。箱根に出場した経験は大きかった。その点を考えると今慌てる必要はない、自分達のやる事をやれば結果は出せる。昨年は故障者や体調不良がこの時期に出た。全日本の終わった後、疲労も残る中、更に上げていこうと欲をかいちゃいけないかなと思う。

今年は手応えをつかんできた1年、全日本大学駅伝は6年ぶりで、緊張した選手も多くいたはず。全日本にも毎年出る様にならねばならない、レースの経験は練習の比較にならない。シードまであと1歩の11秒差の7位だが、シードを取れば安心してしまっただろう。今のチームには悔しい想いが必要、箱根駅伝だけでなく今後の競技につながる。来年1ランク上げるためにも、良い経験が必要、それには実力ある選手がしっかり走る事が必要、ここから無理する必要はない。でも今年は学生の成長を見てきた1年、それを箱根駅伝にどうぶつけるかは楽しみ!!モチベーションも上がってきている!!

箱根駅伝も90回なら、大東文化大学も90周年。全日本大学駅伝は45回である事も考えると、大学の催し等でも、その数字の重みを本当に感じる。1年1年レベルアップして、100周年になる頃には、箱根優勝と言える様になりたい。

|

青山学院大学 原監督取材メモ

テーマ「強い青学の実現」。前々回の東洋大の優勝を見て、序盤5キロを14:30で入り→中盤15:00→終盤14:30で走らないと勝てないと感じた。練習で距離をふめばいいという時代ではなくなった。そこで昨季まではあまり行っていなかった5000mタイムトライアル(TT)を取り入れることに。13分台を出す選手が現われた。夏合宿も順調で「これは面白いぞ」と。11月半ばまでほぼ予定通りだった‥。

出雲駅伝‥9/30に久保田が右足ちょうけい靭帯を痛め、メンバーに入れず。連覇は難しいと思った。結果は可もなく不可もなくといったところ。

全日本大学駅伝‥シードをとれたのはうれしいが、中身は??1〜3区を走った3人、(一色、神野、石田)は他大とそん色ない。箱根でも主要区間を走ることになる。4〜6区には課題が残ったが日体大の失速でたなぼたのシード。駅伝は何があるかわからない。

前半型のオーダーを組む。1、3、4区重要。往路5位ならシードは取れる。3強を崩したいが。今は久保田のケガよりも4年生のケガほうが痛い。1区はハイペース。10キロからばらける。集団が分断されたほうがウチにはいい。

トップから1分以内で2区に入りたい。2区では差がつかない。となると3、4区が重要に。

91回、92回大会で優勝したいと思っている。その優勝への課題を見つけるための大会にしたい。なんとなくでは終わりたくない。みなさんが楽しめる位置で駅伝ができれば。

|

城西大学 櫛部監督取材メモ

前回の復路メンバーは、ポツンと1人で走る事も多かったが、その中でも意地は見せてくれた。今思うと、その時の意地・走りがベースとなり、支えになった部分もある。気持ち1つで、できるんだと感じてくれたのではないか。前回の棄権については、普段の中で色々言ってはいない「1つのレースで上手くいかなかっただけだよ」ぐらいに言ってきた。ただここにきて、士気高揚の為に、時々前回の箱根の話しをしてはいる。

「百折不撓」は今年のテーマ・・・幾度失敗しても志をまげないこと。4年生主将・山口を中心に考えた(食堂に大きく書かれている)

目標は最低シード権、過去最高タイの6位を狙っていきたい。
他大学では、やはり3強が頭1つ上、続いて明治・早稲田・青学かなと思う。その1つは崩したい。

村山は、城西では突出した力があるが、まだまだ気持ちなのかフィジカルなのか、不安定さはある。しかし素直な一面もある子なので、最近はその辺りも安定している。走る能力はピカ1!。過去2年は直前で故障だったり状態が良くない。普通の状態なら走れる、彼は予選会の時もそこまで走り込みはしていない、25㌔走までしかしていない。でも質の高い練習を積んでいた、別メニューにしている。駒大の兄貴をかなり意識していると思う。 

力のある選手は前半に使う。城西は前半から良い結果(流れ)を出さないと、力のある選手も結果を出せない。ポイントは1・2区、ここで流れに乗れないと。それと5区。5区は無難にいければ。でも最近は山を5位以内でしのいだチームはシード権をとれている。鬼門は9区、誰をそこに使えるかが鍵。

|

中央大学 浦田監督取材メモ

28年間シード権を確保していたため、優勝できなくても安心していた、気の緩みがあったのかも知れません。

前回箱根駅伝の結果から、主力たちが「何かやらなきゃいけない」という焦りから体調を崩したりケガがあったりで、前半戦は主力の誰かが走れない状態だった。そのまま春のトラックシーズン、全日本大学駅伝関東選考会でも、準備していたつもりでも、実際は精神的にも身体の面でも出来ていなかった。(新庄、代田、相場、須河ら)関東インカレの結果が悪かったことから、6月から走り込みを始め、8月の練習がスムーズに出来るよう、身体を作っていこうと計画した。この中で、主力は、全日本大学駅伝関東選考会に急ピッチで仕上げたので、良くなかった。このメンバーはその後もケガや体調不良がなかなか治らなかった。結局、練習が出来はじめたのは8月から。箱根予選会へ向けてのスケジュールが狂ってしまい影響した。しかし8月の練習は出来ていたので、箱根予選会は悪くても一桁でいけるだろうと思っていた。

 

出雲駅伝は最初から若手だけでいこうと思っていた。このメンバーは予選会は外すつもりだった。出雲のエントリーが9月中旬、予選会のエントリーが10月初め、この間に故障者が出て、出雲に出た選手3人をエントリーせざるを得なくなった。その3人が下位に沈んだ。

 10月に入って、箱根駅伝本戦を見据えて少し追いすぎたため、疲労が取れない選手がいた。そのため、若手を中心にコンディショニングが上手くとれなかった選手が、予選会で下位に沈んでしまった。

 特に1年生などは、初めての長い距離という選手の疲労が取れないままレースに臨んでしまい、後半でペースダウンしてしまった。そのあたりは調整ミスだった。予選会12位という結果には選手もショックを受けた。ただ、9月まで強化合宿を続け、1ヶ月ほど調整したが、感触的には手応えを感じていた。

 

予選会の結果が悪かったので、もう1回、上尾で「夏からやってきたことを出そう」ということになった。多くの選手が自己ベストを出し、箱根と同じくらいの20㌔を超える距離をしっかり走れたことで、自信になった。夏やってきたことが間違いじゃなかったと確認できた。

 

前回タスキが途切れたので、新にタスキをつないでいくということを始めたい。ずば抜けた選手はいないので、チーム一丸となってしっかりタスキをつないで、最終的には6位以内の順位を目指していきたい。駅伝の鉄則である、出遅れたくない、流れにのっていきたい、と思っているので、好調な選手を前半に据えて、後半は粘り強くつないでいきたい。今年は1年生が6人入っているので、何人が10区間に入ってくるか楽しみにしている。

|

帝京大学 中野監督取材メモ

前回の箱根はコツコツやってきた結果、高校時代の実績を考えれば、よくここまでできた。やればできるという自信になった。普段やってきた生活や練習、くどくコツコツやってきた成果。今年は世界1くどいレースを出来る指導者を目指しています。山は上りも下りもきっちり走ってくれた。山下りはここ何年か外していないが、苦しいときこそ実力発揮できる様に牙を研いでおけと常々言ってある。前回の風は大島合宿で経験していたので不安はなかったが、日体大は大島で前回の箱根より強風の中、練習を敢行した、帝京はその日、風の弱い林の中でのトレーニングにした。この差は出たのかなとも思う。今年の大島は風がそこまで強くなかったが、本番で風が強い事も想定し、大島で合宿している。

出雲、全日本は結果が出てくれなかった。試合に慣れていなかった。出雲は5000の強い選手が勝てる。帝京には辛い、全日本は出雲の反省をもとに臨んだが、やはり1区で遅れた。でも出雲と同じく1人で走れる選手がいたのは収穫。伊豆大島合宿から、やっと本気を出してくれたかなと。今まで手を抜いていたのではないが、ようやくまとまってきた。大島合宿、今回は回避チームが多く、帝京だけになった。大島の方から逆に勇気や元気をもらった。選手達も感じる物が大きかった。私が学生の時も大島で合宿した、帝京の合宿も直前は必ず大島。大島は原点。今回は学生達にいきた教育ができた。伊豆大島は台風被害で大変な所もある、でも全く被害のない場所が殆んど、その点ももっとメディアに伝えて欲しい。我々も箱根で頑張った姿を大島の方に届けたい。

目標は選手達は「優勝」、でも私は1度も言っていない()。練習試合とかできないのが箱根。何があるかは分からない。学校の名誉もあるし、最初から負ける戦いはしたくない、負けようと思ってレースはしない、狙う価値はある。でも優勝と言っても、練習を変えた事はない。今までの練習も100%にはこなせていない、より質を上げてきただけです。身の丈にあった面白いレースはできるぐらいにはある。

帝京の戦い方で大エースはいない、正面から真っ向勝負はできない。リスクより帝京が勝負できる区間は?メンバーに自信をつけさせる所は?と考えている。4区は短いと言っても・・・、全日本より社会人駅伝(ニューイヤー)より距離が長い。学生で18㌔はやはり長い、テクニックも必要な区間。力量あるランナーでないとダメ。順天堂が昔強かった時は、4区に強いランナーがいた。5区に強いランナーを持ってくるのは当然だから、その前に順位と勢いを上げておきたい。帝京の場合は、123までで一区間、その後の4区が重要。

|

2013年12月18日 (水)

中央学院大学 川崎勇二監督取材メモ

前回の箱根駅伝は、往路で思ったより行けず、復路で挽回できた。ほぼ主力を往路に注ぎ込んでいたので、かなり厳しいはずが、流れが6区で掴み良くなった。コンディションも悪い中でのレースだったが、改めて勝負を決めるのは速さでないと思う。シードを取り微かな自信ができた、微かでも今の学生には小さな自信が必要。今回も何かきっかけがあればと思っている。10000M28分台と言っても、1人で28分で走れる学生は殆どいない。だから数字では計れない。

 昨年辺りから、名前負けしない為にタイムを出させる練習をしている。その分、距離走の練習をしていない。全日本ではもろに練習不足が出た。500010000は走れても20キロは別物。選手も距離走の練習に苦手意識が出ている。来年からはまた考えないといけないと思っている。ジリジリとしぶとく走るのが中央学院らしさ、もう1度基本に戻りたい。

 出雲はスピードでいけると、選手達にも自信がついた。全日本ではスタミナ不足、不安が的中。でもそれも狙い通り、全日本でも良かったら選手達にも安心感が生まれ危機感が無くなってしまう。

最低でも9位には入りたい。10位では後ろしか気にならない、89位なら前を追ってレースができる。少しでも前を追うレースをして、シード権を取りたい。

|

東洋大学 酒井俊幸監督取材メモ

前回は柏原が卒業して初めての箱根駅伝。柏原が抜けてどう戦うかがテーマだった。結果的には上りを結果的に養成できず平地で稼ごうと、序盤から主力を投入したが、自然(強い向かい風)に打ち克つ精神力、走力が備わっていなかった。

エースクラスを中心に、走力をしっかり作っていくことが前半のテーマ。世界選手権やユニバーシアード出場など高いレベルを見据えて練習をした。夏合宿は、昨年までと違いAクラスは固定して主力を選び抜いて練習した。絞り込んで高いレベルでやっていこうと。成果として、箱根駅伝上位10人の1万メートルの平均タイムが2835秒と最高水準に引き上げられた。トラックという点では過去より強化できた。

出雲・全日本といずれも2位。攻めながら粘る東洋らしい走りが出来なかった。走力はあっても駅伝になっていなかった。前回の箱根の2位は柏原が抜け育成の年の2位だったが、今年は昨年経験を積んだメンバーが多く、学生から「3大駅伝3冠」という声も上がって優勝を狙っていく雰囲気があった。そんな中での2位だけに何か原因があるだろうと。全日本後は「走力だけでなくチーム力」を上げていこうと、全体ミーティング、学年ミーティングで話し合った。スピードをいかにレースにつなげていくかを考えている。87回の早稲田、88回の東洋、89回の日体大と学生特有の+αがあった。それが「結束力」

いいスタートを切るのが条件。早稲田の大迫が1区を走った場合、彼がどう走るか、大迫次第。もしかしたら過去にないほどのハイペースになるかも。1区、2区にエース格をつぎ込んでいくか、それとも耐えるか、色々なパターンを考えている。5区は去年の気象条件ではトラックの成績のいい選手というだけではだめ。がっしりした厚みのある選手、すり足タイプの選手でないと。うちは5区でやったほうもやられたほうも経験しているので重要性は分かっている。他の区間との絡みで5区も決まってくる。追う展開になったことも想定し、復路に主力を1枚残すかも。バランスを考えながら決めていきたい。つなぎ区間でしっかり区間賞を取るのがうちのパターン。47810区はしっかり取りたい。

|

明治大学 西弘美監督取材メモ

前回は1区から流れにのることができた。5区でも強風の中、大江(当時4年)がよくふんばってくれた。反省点はあるが、ある意味で「棄権もせずによく走った」とも言える。地力がついてきた証拠とポジティブに考えている。トラウマにならないことが大事。

数年前まではシード獲得で喜んでいたチームだが、前回は7位で選手たちはしょんぼりしている。逆に言えば、7位で満足しないチームになってきた証拠。打たれ強く向上心のあるチームになった。

5千m13分台が11人とスピードランナーが揃うが、全く評価していない。安心、楽観はまったくしていない。箱根は1万mの力のほうがタスキがつながる。28分台の力が大事。スピードはあるがそれ以上に「強さ」が必要。前回の日体大も、あの悪条件の中優勝。あれこそが強さ。タイムだけじゃない強さであり走力以上の精神的強さ。ただスピードは武器でもあるので、それに負けないスタミナ強化に力を入れてきた。毎年同じだが夏から体力作りに重きを置いてきた。1人1人それぞれ目的意識を持ち、練習に取り組んできた。

勝つ負けるではなく、「1人1人がいかに力を発揮するか」を意識させてきた。それを前提に、目標は3位以内。3強を崩したい。往路が終わって2分差以内ならば射程圏内。6,7区で逆転も可能。大事なのは、流れにのっていくこと。大エースはいないのでコツコツ小銭を稼ぎたい。つなぎ区間で貯金を稼ぎ、要の区間でどうふんばるか。大砲不在で一気に上にはいけないので1区からコツコツ順調にいきたい。3区と5区がポイント。3区が大事というのは、「1,2区で強豪校に離された時に3区で戻したい」という意味。さらに言えば4区までに差を相殺して、ふりだしで5区に入りたいイメージ。

|

山梨学院大学 上田誠仁監督取材メモ

前回は「出力につながらない」走り。ゴール後、「チームの女房役」であるマネージャーが大泣きし、監督として自分が許せなかった。マネージャーは出来て当然、失敗すれば責められる立場。3、4年生は彼の涙の重さがわかったと思う。

今年のテーマは「たくましくはい上がれ」。選手から申し出があった「ならば、たくましさとは何なのか」と問うて、前の年までやってきたことに付加価値をつけていこうと話した。

具体的に変えたのは、練習時間。朝練習の開始時間を10分早めた。歩行、早歩き、jogの順番にスピードを上げ2キロ毎日走った。歩行からランニングに早めていくことで体幹強化、フォームのバランスの確認をしていった。変な故障、長期離脱が減って効果は出てきたと思う。また、毎日日課にしていた懸垂も、どうにか手を抜いてこなそうというのではなく、どうせやるなら美しくやれと。「目指すべきものを追求する」姿勢を考えさせた。

前回優勝した日体大が、学生の本分は何かということを見直して結果を出した。掃除一つにしても、上級生がまず率先していかないとダメ。競技者は競技以外のことをちゃんとしていかないといけない。

箱根本番はまずはスタートから、はじき出されず輪の中にしっかりと入ること。28分台の4人以外がどれだけ走れるか。うまくいけば面白いレースができると思う。

|

東海大学 両角速監督取材メモ

(前回不出場。40年連続出場で途切れる)なぜ出場を逃したかのを検証すると、選手に20kを走り切る体力がなかったことが大きい。それを改善するべく基本にかえり、距離をふみ20kを走る力をつけてきた。30k走を練習に取り入れるなどコツコツと地道な練習を積んできた。

前回出場を逃し、選手は自信をなくしていた。それを回復させることに力を入れてきた。

「前回の予選会は力が発揮できなかっただけで、力はあるんだ。自信をなくすな」と言い続けてきた。また、自信回復のため、小さな大会でも「勝つこと」をして明るくなるようにした。

夏合宿では単純に距離をふんできた。これまで複雑なことをやりすぎていたので学生にもわかりやすくした。結果9月末の記録会では多くの選手が1万m自己ベストを更新。やってきたことが少しは正しかったと感じている。予選会は、前回の失敗をいかし「集団走」を徹底。全員がまとまって力を発揮し上位10名全員2ケタ順位と安定した成績だった。

シードに絡まないところでダラダラ走ってはほしくない。なにか希望の持てるところで走ってほしい。どこがポイントではなく1人1人がエースの気持ちで走ってほしい。ただ、他校に「明るさ」は負けない。スポーツは楽しいと感じて走ってほしい。

目標はシード獲得。そのために、各区間、過去数年の区間10位の平均のタイムを選手に提示。そこを目安に練習でも設定させ、各選手に「10位以内」を意識させている。「総合力」で戦いたい。去年はエース村沢・早川に頼っていたところがあったが、卒業したことで選手1人1人が「自分がやらなければ」と感じている。

|

日本体育大学 別府健至監督

前々回の箱根総合19位で、チームが一枚岩になれたのが良かった。これだけやったのだから、という気持ちがあって、最後は開き直ることが出来た。

2区を乗り切っていけると思った。本田が最後にオムワンバを振り切ったのを見て気持ちを感じた。2区から3区に『生きたタスキ』がつながった。2区はエース区間だけにこういうのは後につながっていく。順位やタイムではないもの。残り3週間で緊張感が生まれ、追い風が吹き、雰囲気が良くなれば優勝できるし、失敗すれば19位になるということが分かった。

前回の箱根が終わって、勝因は何かと選手達に確認したところ、眼に見えないことをきちっとやった、基本的なことを大切にしたと帰ってきたので、今年もそれをやろうと確認したが・・・。トレーニングは大きく変えていない。ここ3週間が大事。

1区で出遅れない、3区、4区でどこにつけるか。前回の流れが理想で復路はテレビの1号車の後ろを走りたい。昨年優勝し、個々で3番以内、というのは保険をかけていることになるのでシンプルに『勝ちたい』という気持ちを持って優勝を目指す。

|

2013年12月15日 (日)

神奈川大学 大後監督取材メモ

今年は初めて、これまでとは違う指導法を取ってきた。これまでは「雑草集団」「金太郎飴」のようなチームだったが、今年はエースと言える選手を育成している。「底上げが得意」な指導法から「エース育成」の指導法へと転換。順調に来ている。

近年はエース不在に悩まされてきたが、今年は4年ぶりに28分台ランナー(柿原・我那覇)が誕生した。我那覇、柿原、西山は別メニューで練習しエース格に育ててきた。3人を中心にチームを作っていく。今は層が薄いが…。

 予選会では柿原・我那覇が日本人トップグループで戦ってくれた。大井埠頭以来の好タイムで走った。10時間9分台だろうと思っていたが、7分台。

 スピードの時代になり、練習量をこれだけやったということでは対応できない。根本的にランニングの技術から見直していかなければ戦えない。時間がかかるので、計画的・戦略的にやっていかなければならない。アップダウンのあるクロスカントリーコースを整備して貰い、今年、夜間照明も完備して貰ったので、そのコースを活用するためにも、体幹を始めフィジカルを向上させることに重点を置いた。現在は順調のトレーニングが積めている。

 今回は1区がかなり速くなるので、その流れに乗りたい。141015秒で行くと思う。それに乗っていかないと出遅れてしまう。乗り遅れると、ポツンとなってしまい、レースが難しい。1区全員が28分台ランナーというスリリングなレースになりそうだ。前半は、エース格の選手で流れに乗って食らいついていきたい。往路を一桁台でいき、復路はシード圏内で粘りたい。復路で挽回するのは昨今の駅伝では無理。前半から目標順位に絡んでいくことが重要。シード権を取る。

 

|

2013年12月 6日 (金)

東京農業大学 前田直樹監督 取材メモ

この1年間は練習をしっかりさせてきたつもり。特に「スタミナ強化を徹底」。アップダウンも多めにし、個々のふむ距離は例年より多くなった。多い選手では月間1000kは超えている。言い続けたことは「練習しろ」「練習は裏切らない」「練習がレースにでる」「体調管理」。

予選会はまさかの1位。選手がよく頑張ってくれた。10位戸田、11位津野はあれくらい走れる選手。想定していた選手が想定どおりに走ったことが要因。気候もよく、涼しくて風もなかったことも好記録につながった。1位通過により選手の気持ちも充実している。

今年のチームの特徴は「総合力」。エース不在で総合力のチーム。エースがいないので、選手1人1人が自分がやらなければならないという危機感がある。その結果総合力が上がっている。チームのまとまりもあり、総合力ならここ最近でも自信のもてるチームになっている。

とにかく往路が重要。1区から強い選手を置くことになる。特に1,2区が大事で、エース級を配置する。1区で一ケタ順位、理想は5,6位で2区に入っていきたい。往路を一ケタ順位で終えて復路はしのぐ形が理想。往路一ケタ順位でいければチームとしても気持ちがのってくるだろうし粘りきれる。9,10区は安定感のある選手に任せる。調子のいい選手を適材適所で配置する。カギは4年生の走り。最終学年の「あとがない気持ち」に期待。重要な区間に入って欲しい。

チームの目標は3位。厳しい目標ではあるが夢ではない。選手がフルに力を発揮すれば可能性はある。予選会も1位の目標を掲げ達成した。再現を狙う。

|

國學院大學 前田康弘監督 取材メモ

選手層を厚くすることと個々のレベルアップをテーマにやってきた。シード権に入ることを目標にすると、せいぜいギリギリシードを獲得するのが精一杯になってしまう。強い大学といっても同じ大学生が走っているわけで、限界を作らないということを今年は選手達に求めた。

予選会:通るのは最低レベル。夏合宿でやってきたことがタイムとか順位に現れるかどうか、上のレベルの選手の選手が自分の持ち場で戦えるかを見ていた。10時間08分台というタイムは決して悪くないが、5番通過は不満。前回も予選会3位通過以内がシード権を獲得している。16人レベルのところは層が厚くなってきたが、箱根駅伝の主要区間で戦えるエース級が作れていないのが課題。従って、全体的な底上げが出来たが、こいつが急成長したという顔ぶれがいなかった。

前回1区で出遅れて駅伝に参加できなかったので、1区が重要。前半からいい位置につけて流れに乗って上位に食い込んでいければと思う。逆に3、4区で出遅れると覆すことが出来ない。選手層が厚くなった分、ある程度うちはつなぎ区間でも戦える。そこでしっかり走りきってくれればちょっとでも前にいける。目標順位:選手達は5位を設定。その中で一桁順位には入れればと思っている。

|

法政大学 坪田智夫 監督 取材メモ

前回のシードは力がある大学が2チーム棄権したり、強い向かい風の影響があったり、手元に転がり込んできたようなシードだった。

今年は実力でシードを取りたいという気持ちでスタートした。ただ89回のシード入りを自信にし、とりあえず、勢いを切らさないように90回を迎えたいと思っていたので、選手達には「流れ、勢いは大事だ」と常々言ってきた。

チームの柱は前回で出来上がっていた。ただ故障者に泣かされて10人ギリギリで、最後の最後に競争力がなかった。今年は層を厚くすることをテーマにした。1年生の足羽が、出雲と全日本をしっかり走ったというのが上級生のかなり刺激になっている。くすぶっていた2年生にもようやく火がついて目途が立った。

3回の夏合宿は、思い描いた以上のものが出来た。選手たちが8位以内を本気で狙っているんだなというのが感じられた。想定していた設定タイム、距離以上のものを選手達が求めていた。

出雲8位、全日本12位:うちは全力で臨んで勝ちに行く力はないので、新しい力を試しながら、しっかりした駅伝の走り=内容を求めた。出雲は8位入賞が選手の自信に。個々しっかり組み立てが出来ていた。全日本も、1年生の足羽、2年生の中村がしっかりまとめてくれたのが収穫。

選手が掲げた8位が目標。箱根は結果しかない。結果をつかみとるという強い気持ちでスタートラインに立たせたい。ここ数年影の薄い法政になっているのでポイントで上位に顔を出せるように戦いたい。

|

国士舘大学 下重庄三監督 取材メモ

88回大会・11位のメンバー8人が4年生だったので、戦力が大きく落ちていた。その時に監督就任。(今年2年目)。 ゼロからのスタート、基礎からレベルアップしなければ…という状況で、去年の夏合宿は早くから強化練習を始めた。

今年のチーム作りのポイントは、最後の5㌔をしっかり走れるよう、練習してきた。例えば、30㌔走であれば、最後の5㌔でペースアップし、持久力をつけるよう意識した。

去年より質を向上させた高いレベルの練習で、イメージ通り練習できたと思う。

駅伝は前半の流れが重要なので、1区・2区・3区をいい順位のところでいけるよう、前半型のチーム編成をしようと考えている。

今は主力の故障者がゼロで、主力の状態は戻りつつある。いい状況できている。予選会の結果をみても、23番目のチームなので、とにかく上だけを見ている。気負わず、伸び伸びと戦いたい』

|

2013年1月 3日 (木)

総合優勝:日本体育・服部翔大キャプテン(5区:区間1位)

「うれしい気持ちでいっぱい。
往路優勝して流れが良く、復路もみんなが頑張ってくれたので
この結果がついてきたと思う。」

※キャプテンとして、この1年を振り返って
「いろいろと苦労する部分もあったが、先輩や上級生がついてきてくれたので、
ここまでみんなで一丸となって頑張ってこれたのが本当に良かったと思う。」

|

総合優勝:日本体育・別府健至監督レース後コメント

※30年ぶりの総合優勝について
「狙ったわけではないが、選手たちがよく頑張ったと思う。
また、全部員が一丸となれた。それに尽きる。本当に感謝しています。」

※監督も日体大の学生時代に果たせなかった優勝だったが…
「大学2年生の時、私が9区でけいれんを起こして総合優勝を逃した。
あの時のことを思い出す気持ちでいっぱい。」

※復路は4年生3人が走ったことについて
「キャプテンは3年生でしたが、4年生がしっかり支えて、この1年本当に頑張ってきた。
あくまでも挑戦者の気持ちを忘れずに、
感謝の気持ちを持ってこれからも頑張りたい。」

|

復路優勝は…

駒澤が5時間32分11秒で復路優勝!
往路は9位に沈むも、復路では優勝候補と言われたその意地を見せた。

|

復路タイム

1位…駒澤 5:32:11
2位…日本体育 5:33:11
3位…帝京 5:35:12
4位…東洋 5:35:26
5位…中央学院 5:37:29
6位…神奈川 5:37:33
7位…順天堂 5:38:14
8位…早稲田 5:38:49
9位…青山学院 5:39:32
10位…東京農業 5:39:49
11位…山梨学院 5:40:15
12位…國學院 5:40:25
13位…明治 5:40:37
14位…日本 5:40:52
15位…法政 5:41:01
16位…大東文化 5:42:00
17位…学連選抜 5:43:58
18位…上武 5:44:42

参考…城西 5:39:13
参考…中央 5:41:19

|

«総合タイム順位